鵞足炎に整体は効果ある?膝の内側の痛みを根本から改善する方法

鵞足炎に整体は効果ある?膝の内側の痛みを根本から改善する方法

この記事は、膝の内側に痛みがあり「鵞足炎(がそくえん)」と診断された、または自分で調べて鵞足炎かもしれないと感じている大阪近郊の方に向けて書きました。

「湿布と安静で様子を見ているけど治らない」「一度良くなっても、またすぐ痛くなる」——鵞足炎は、安静だけでは根本改善しにくい疾患です。

結論から言うと、鵞足炎は整体で改善できるケースが非常に多い疾患です。ただし、膝そのものではなく股関節と足首の動きにアプローチする必要があります。リハビリ10年の理学療法士が解説します。

長山院長

監修:長山 航大(理学療法士)

Noah Body Condition 院長|リハビリ10年|膝痛改善実績2,500人以上
「動きが変われば人生が変わる」をコンセプトに、運動療法特化の整体を大阪・西中島南方で運営。

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鵞足炎は「膝の病気」ではなく「動きのクセによる炎症」です。だから動きを変えれば治ります。

鵞足炎とは?どこが・なぜ痛くなるのか

鵞足(がそく)とは、膝の内側やや下にある、3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が集まる腱の付着部です。この部分が、繰り返しの摩擦や牽引ストレスで炎症を起こした状態を鵞足炎と呼びます。

特徴は、膝の内側・やや下が痛むこと。階段の昇降時・ランニング時・立ち上がり時に痛みが出やすく、押すと圧痛があります。

鵞足の解剖図
鵞足(膝内側・脛骨の上部にある、縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱付着部)

湿布・安静だけでは治りにくい理由

鵞足炎は「炎症」なので、湿布で一時的に痛みが引くことはあります。しかし、炎症を起こす根本原因は「動きのクセ」です。原因を放置したまま安静にしても、動き始めるとまた痛みが出ます。

鵞足炎を繰り返す方の多くに共通するのが、股関節がうまく使えず、膝や鵞足部にストレスが集中しているという動きのパターン。湿布では、この動きは変わりません。

鵞足炎に整体が効果的な理由

当院では鵞足炎に対して、股関節の動きと、足部・足首の動きにアプローチします。なぜなら、これらが崩れると鵞足部に過剰な負担がかかるからです。

  • 股関節が硬い・使えない → 膝が内側に入り、鵞足が引っ張られる
  • 足首が硬い・扁平足 → 着地の衝撃が膝の内側に集中する
  • O脚傾向 → 鵞足部が常に伸張ストレスにさらされる

つまり、鵞足炎は「膝の病気」ではなく「全身の動きの結果」なのです。だからこそ、動きを整えると改善します。

Noah Body Conditionでの改善事例

50代女性・O脚傾向・膝内側の慢性的な痛み

長年の膝内側の痛みで来院。整形外科では鵞足炎と診断され、湿布と安静指示のみ。動き始めるとまた痛む、を繰り返していました。

評価したところ、股関節の動きが非常に硬く、足首も内側に倒れて着地するパターン。鵞足部に常にストレスがかかる状態でした。

股関節と足首の動きを中心にアプローチし、週1回の施術を4〜8回継続したところ、痛みなく動ける状態に。ご本人からは「こんなに軽く歩けるのは何年ぶりか分からない」とのお声をいただきました。

長山院長長山院長
鵞足炎は原因がはっきりしている分、アプローチが正しければ改善しやすい疾患です。

セルフケアとして有効なストレッチ2選

1. 股関節ストレッチ(お尻・内もも)

椅子に座り、痛む側の足首を反対の膝に乗せ、上半身を前に倒します。お尻の筋肉が伸びるのを感じながら30秒キープ。左右2セットずつ。

2. 足首回し

座って足首を大きく10回ずつ左右に回します。可動域を広げることで、着地時の衝撃吸収がスムーズになります。

ただし、セルフケアだけで改善しない場合は「動きそのもの」に問題がある可能性が高いです。その場合は一度専門家にご相談ください。

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施術内容・料金・通院の目安

  • 初回:5,000円(約60分/カウンセリング・検査・施術・セルフケア指導)
  • 2回目以降:5,000円(約30分)
  • 目安の通院回数:週1回×4〜8回で改善を実感される方が多いです

よくある質問(FAQ)

Q. ランニングは続けても大丈夫ですか?

A. 痛みがある間は中止し、動きを整えてから段階的に再開するのが安全です。無理に続けると慢性化します。

Q. 鵞足炎は再発しやすいですか?

A. 動きのクセを変えない限り再発しやすい疾患です。逆に動きを整えれば再発は大きく減らせます。

Q. 病院で電気治療を受けていますが、効果がありません。

A. 電気治療は一時的な鎮痛にはなりますが、動きは変わりません。根本改善には運動療法的なアプローチが必要です。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

  • 鵞足炎は膝の内側・やや下に炎症が起きる疾患
  • 原因は膝ではなく「股関節と足首の動きのクセ」にある
  • 湿布・安静だけでは再発しやすい
  • 整体で動きを整えれば、週1回×4〜8回で改善が期待できる
  • セルフケアは股関節ストレッチと足首回しが有効

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この記事を書いた人

長山航大

長山 航大(ながやま こうだい)

理学療法士 / Noah Body Condition 院長

総合病院で10年間リハビリテーションに従事し、整形外科疾患からスポーツ障害まで幅広い患者を担当。大阪・西中島南方で膝痛専門整体院「Noah Body Condition」を開業。

「膝の痛みは動きの問題」という信念のもと、運動療法に特化したアプローチで2,500人以上の膝痛改善を実現。71歳の屋久島登山復帰、半月板損傷からのフルマラソン完走など、諦めていた夢を取り戻す患者を多く輩出している。

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参考文献

  • 日本整形外科学会 鵞足炎. https://www.joa.or.jp/
  • Alvarez-Nemegyei J, Canoso JJ. “Evidence-based soft tissue rheumatology IV: anserine bursitis.” J Clin Rheumatol. 2004. PMID: 17043497

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この記事を書いた人

長山航大 理学療法士

長山 航大(理学療法士)

整形外科クリニック勤務後、膝痛専門整体として独立。リハビリ10年の経験を活かし、大阪・西中島南方で膝痛の根本原因を追求する施術を行う。Noah Body Conditionセラピスト。